<気候>
成都市の緯度は鹿児島の種子島と同じくらいです。内陸部にありますが、標高は500メートルくらいで、さほど高くはありません。一年を通じた気候は体感的には東京や大阪と大きな違いはありません。
1年を通して曇りや小雨の日が多いのが特徴です。湿度は高めです。 夏の気温は30度を超える日があり、かなり蒸し暑くなります。冬の気温が氷点下になることは少ないです。冬は太陽がほとんど出ないので、昼間でも気温が上がらず実際の気温より低く感じられることもあります。
衣料品に関しては、成都市で暮らすために特別に用意が必要なものはありません。ほぼ日本の春夏秋冬と同様と考えておけば大丈夫です。
<衣料品の購入>
カジュアル、ビジネス、スポーツ、インナーなど、あらゆる製品が入手できますが、お好みのブランドやこだわりの服があれば、日本から持ってきた方が良いかもしれません。
成都伊勢丹や成都伊藤ヨーカ堂には、日本ブランドの衣料品も販売されています。成都市内のショッピングモールでは世界の有名ブランドから、ZARA、H&Mなど様々なお店があります。成都市にはユニクロが28店舗、MUJIが15店舗あります(2021年7月時点)。日本とほぼ同じ製品が販売されていますが、販売価格は日本で販売されている同一製品より高いです。
男性用のワイシャツに関しては、中国の場合、日本のように首周りと袖丈で細かく分類されていません。
ブランド品の衣料、バッグ、財布、シューズ、アクセサリーなどを販売する専門店舗としては、ルイヴィトン、カルティエ、ティファニー、グッチ、シャネルをはじめ世界の有名ブランドが出店しています。
スポーツやアウトドア用の服や下着も普通に手に入ります。フランス系スポーツ用品店のデカスロンは成都市内に8店舗あり品揃えは豊富です。このほか、ナイキ、アディダスなどの販売店もあります。
<クリーニング>
サービスアパートに住んでいる人はクリーニングサービスが利用できますが、ホテルのクリーニング同様、値段は高いです。街中のクリーニング店を利用したほうが割安です。国色浄衣館、布蘭奇洗衣連鎖店などがあります。クオリティ的にはさほど問題ありません。例えば、国色浄衣館の場合、ワイシャツ一枚25元、ネクタイ一本22元、スーツ上下で60元ほどです。会員になれば割引があります。スニーカーや革靴、バッグ等のクリーニングや修理も可能です。