2018年6月22日(金)、成都日本商工クラブ役員・事務局活動の一環として、お隣の大都市、重慶市を訪問しました。概要をご報告させて頂きます。
新幹線で重慶北駅へ到着した後、まずは中国政府が推進する「一帯一路政策」の拠点、「西部物流園」へ向かいました。最初に視察した「コンテナセンター駅」は、重慶=ドイツ間、約1万kmを結ぶ「渝新欧鉄道」の出発点です。入口には輸出貨物満載の大型トラックが通関待ちの行列を作っていました。付近の小高い公園から物流園全景を見下ろしますと、広大な敷地の中に大量のコンテナや巨大なガントリークレーン(コンンテナを貨物列車へ搭載する大型機器)、ロシアへ輸出される無数の完成車などが確認でき、ここが「中国最大級の物流基地」である事を実感いたしました。
その後、重慶総領事館を訪問。小松総領事や斎藤首席領事と「成都日本商工クラブと領事館の関係強化」「四川省商務庁との交流機会設定」等の話題について意見交換を行いました。また本年は日中平和友好条約締結40周年であり、領事館主催の様々な「周年行事」へ、商工クラブからも積極的に参加して行くことを確認致しました。
夕刻、総領事公邸にて小松総領事はじめ領事館員の皆様との「交流会」を開催し、窓に映る素晴らしい重慶の夜景を眺めながら、楽しい懇談の時間を過ごしました。
商工クラブでは、今後も重慶や周辺都市との交流活動を積極的に行います。会員の皆様にも御参加頂ける機会を作りたいと思いますので、その際は是非、ご一緒しましょう。よろしくお願い致します。