成都日本商工クラブより/帰還のためのビザ申請用招聘状発給迅速化について成都市外事弁公室に要請を行いました。


成都日本商工クラブ

会員の皆さま


8月11日 午前、鈴木成都日本商工クラブ会長以下、副会長が成都市外事弁公室を訪問しました。


訪問に先駆けて提出していた「四川省の日系企業に対する帰還ビザ用招聘状発給の迅速化のお願い」要請書原本を手交するとともに意見交換を行いました(申入れ文書は添付をご参照下さい)。

 

成都市側の出席者は李利成都市対外友好協会副会長を筆頭に外事弁公室領事処や、実際に申請の窓口となる高新区、武候区、龍泉駅区、錦江区の担当責任者ら10名が出席。友好的な雰囲気のなか、今後、一層の手続きの迅速化ならびに更に多くの日本企業からの申請促進を努力することで認識を共有しました。

 

李副会長からは、成都日本商工クラブからの提案事項に賛同、成都側の方針にも矛盾しないとの回答があるとともに、同席した各区の担当部門責任者より、申請に対する審査・発行体制の迅速対応状況について、詳細な紹介がありました。

 

同席した区の担当部門からの説明では、地区によって件数にばらつきがあるものの、受付専門部署の設置や、利便化措置を講じており、復工復産に対する日本企業の貢献を高く評価し、帰還促進のための積極姿勢を表明しました。また、各区としては概ね申請から約1週間程度で、成都市外事弁公室に上程できるよう審査の迅速化を進めているとの事です。

 

成都市外事弁公室領事処からは、現段階での日系企業による申請件数は既に50~60件に及んでいるとの現状実績を紹介。

実際の審査にあたっては、各区の上程を受けてから通常1~2営業日で審査完了。迅速に省政府に上程するとの説明があり、具体的な改善が進んでいる点が確認できました。申請にあたり、提出資料の省略は出来ないが、今後も審査日数の短縮化へ向けて更に努力していきたいとの表明がありました。

 

加えて、更に多くの申請を積極的に受け付け、日本人の成都帰還を支援したい。

申請を躊躇している日系企業に対し、各区政府とも連携して親身な対応を審査の迅速化を更に強化していくので、是非とも遠慮なく相談して欲しいとの呼びかけがありました。

 

成都日本商工クラブとしても、招聘状が迅速に発給されるよう申請企業名、申請者氏名等を名簿に取りまとめ成都市政府に積極的に対応して行きたいと思います。このため8月末を目処に再度、申請状況等につきアンケートを実施させていただき、引き続きチャーター機の手配等の可能性を探っていきたいと思います。

 

引き続き会員企業様のご支援、ご協力をお願いします。

 

なお、申請にあたり、お困りの点などがありましたら、成都日本商工クラブ副会長・日本貿易振興機構成都事務所が相談を受け付けますので、お気軽にお尋ね下さい。

連絡先は以下のとおりです。

 

           日本貿易振興機構(JETRO)成都事務所 田中、王植一

                                   TEL:028-8779-6693  Mail:PCC@jetro.go.jp

 

 

成都日本商工クラブHP  http://www.chengdu-shokoclub.org  にも情報を掲載しています。



200804招聘状発給迅速化のお願い.pdf