2022年4月28日(木)、四川蘿莎環境農業開発有限公司主催の「第8回金温江・国際バラ祭」の開幕式が四川成都市温江区にて執り行われ、成都日本商工クラブ他、在成都フランス総領事館、四川省農業科学院、四川農業大学などの代表者たちが出席され挨拶をされました。
四川蘿莎環境農業開発有限公司が開発・経営したバラ園は、中国・日本・フランスの関係者が官民一体による長年のご努力により完成したものであり、敷地面積は約100ムー(約66600㎡)です。園区では現在バラを1500品種以上栽培し、正に「バラの博物館」とも言える程数多くのバラの花が展示・収集され、最近の成都市民の人気観光スポットとなりつつあります。
バラ祭の開催期間は開幕式当日から7月までとなり、この時期はちょうどバラが美しく咲く季節と言われています。当日各品種のバラが満開となり、また花びらの形により、その美しさもそれぞれ異なるため、現場に居る人々がその「花のパラダイス」に魅了されてなかなか離れたくない様子でした。
成都日本商工クラブからは、鈴木会長、森永副会長、何怡事務局担当が参加、鈴木会長及び森永副会長は以下それぞれ感想も述べました。「岡田さん夫妻が長年かけて,様々な品種のバラを,大切に育てているのを感じました。また、バラの花自体は,1つ1つの花を見ても,同じものが無く,個性も香りも豊かで,バラ園を訪問する全ての方に,感動と気持ちの安らぎを与えてくれると感じました(鈴木会長より)」「初夏の爽やかな風が運んでくるバラの香りに包まれてピアノの生演奏を聴けるとは、この上なく贅沢なひと時でした。そしてこのバラ園を育て上げた岡田氏の「このバラ園を国際文化交流の拠点にしたい」との思いや「新たな品種やバラ以外の作物栽培にも挑戦し四川省から世界へ輸出したい」というチャレンジ精神、夢のスケールの大きさに感銘を受けました(森永副会長より)」。
日本と中国は国交正常化して本年で50周年となりますが、様々な交流活動を行われる中、「バラ園祭」開催は正に良い交流機会となると信じております。