大阪・関西万博での四川省ウィークの開催に合わせ、日系企業との意見交換会を開催しました!


2025年4月28日、四川省成都市で、在重慶日本総領事館、ジェトロ成都代表処、日中経済協会成都事務所、成都日本商工クラブ、四川省CCPITの共催で、現地進出日系企業のビジネス環境改善を目的に、在四川省日系企業懇談会を開催しました。四川省政府機関、日系企業、中国企業の代表者ら約150名が出席されました。

懇談会では(1)電力供給制限、(2)環境規制の事前情報共有、(3)就業許可や居留許可にかかる手続き運用、(4)外資小売店舗におけるタバコ販売の規制に関わる制限の緩和の4項目について日本側から建議を行い、四川省政府の各関連部門から回答を得ました。

 その中では、電力供給制限に関しては、国家電網四川省電力は「今年の電力については安定供給を確保している」と強調されました。就業許可や居留許可にかかる手続き運用の改善では、四川省公安庁は「日本人駐在員に対する居留許可の審査は優先的に早期処理が行われており、就業許可と居留許可につき、一括申請により5営業日に短縮された」と説明されました。

 今回の懇談会は四川省政府が2025年大阪・関西万博での中国館における四川省ウィーク(4月28~30日)の開催に合わせて実施され、懇談会では万博会場での四川省ウィーク開幕式の録画中継がされたほか、併催イベントである「四川料理-日本料理」体験ウィークの開幕式も行われました。

皆さまのご協力により本懇談会を無事開催することができました。深く感謝申し上げます。